食べ物の染みの落とし方について

食べ物の染み抜き徹底解説！

ミートソース

ミートソースの染みは、脂溶性と水溶性の合わさった汚れです。 脂溶性の汚れはよくある台所用の中性洗剤で落ちます。

漂白剤は酵素系と塩素系があるので注意が必要です。間違えて塩素系漂白剤を使ってしまうと、漂白力が強すぎて色落ちしてしまいます。漂白剤を使う場合には、必ず色落ちテストをしてください。

チョコレート

チョコレートの染みは、脂溶性の染みで、一見落ちにくそうですが、大抵は自分で落とすことができます。

聞きなれないかもしれませんが、ベンジンはドラッグストアの洗剤コーナーなどに売っています。

コーヒー

コーヒーの染みは水溶性なので、ブラックコーヒーであれば比較的落としやすいです。

コーヒーにミルクが入っている場合、脂肪分が多いので、落ちづらく感じるかもしれません。その場合は、酸素系漂白剤を使います。塩素系漂白剤は色落ちするため、使用しないでください。酸素系漂白剤を使う場合でも、必ず色落ちテストをしてください。

ガム

ガムは脂溶性なので、洗剤でも落ちていない場合は、油を使って溶かしましょう。クレンジングオイルなどを染み部分に付け、溶かしていき染みを取ります。終わったら、輪染みにならないよう、すぐに洗濯してください。

焼肉だれ

焼肉だれの染みは、脂溶性と水溶性の合わさった汚れです。

漂白剤は酵素系と塩素系があるので注意が必要です。白い洋服であればどちらでも問題ありませんが、塩素系漂白剤は、酵素系漂白剤よりも漂白力が強いので、色落ちしてしまいます。漂白剤を使う場合は、どちらも必ず事前に色落ちテストをしてください。

しょうゆ

しょうゆの染みは、水溶性です。付いてしまってからの応急処置が早ければ、水で簡単に落ちる場合が多いです。染みが付いてから時間が経ってしまった場合は、以下のように落としていきましょう。

カレーライス

カレーの染みは、脂溶性と水溶性の混合であるだけでなく、ターメリックなどの香辛料の色素が加わっていますので、大変やっかいです。

白の衣類であれば、塩素系漂白剤も有効です。漂白剤を使いますので、必ず事前に色落ちテストをしてください。

それでも取れなかった場合は、紫外線を当てることで落ちることもあります。これは、カレーに含まれるクルクミンという色素が、紫外線に弱いという性質があるからです。天気の良い日に1～2日干してみてください。以外とすんなり落ちてくれるかもしれません。

赤ワイン

赤ワインは、水溶性の染みですが、時間が経って酸化するとかなりやっかいです。ですので、すぐに対処することが重要です。

漂白剤を使う場合は、必ず事前に色落ちテストをしてから漂白処理をしてください。

ジュース

果汁をなどを含んだジュールの染みは、水溶性です。

重曹はアルカリ性なので、熱に反応して落としやすくなります。スーパーやドラッグストアの洗剤コーナーで売っていますので試してみてください。

ソース

ソースの染みは基本的に水溶性です。

漂白処理の前には必ず事前に色落ちテストをしてしてください。

ドレッシング

ドレッシングの染みは脂溶性です。

ドレッシングは無色のことが多いので、一見ほっておいても問題なさそうですが、時間が経つと油染みになるので、キレイに落としておきましょう。

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