分泌物の染み抜き徹底解説!
血液
血液の染みには冷水を使用してください。血液のタンパク質は温度が高いと固まってしまいます。
- 台所用の中性洗剤でもみ洗いするか、アンモニア水を数滴入れた状態で染み抜きすると効果的です。
- それでも落ちない場合は、酸素系漂白剤を使ってみましょう。その場合は、必ず事前に色落ちテストをしてください。
汗、黄ばみ
脇や襟そでの汗染みが黄色くなってしまった場合の落とし方です。 汗は本来無色透明なのですが、アポクリン酸という成分が黄色い染みを作ってしまいます。これは台所用洗剤だけでは簡単に落ちないことが多いです。
- 染みに重曹を塗り込み、漂白剤に浸します。
- 重曹を塗り込んだ部分をドライヤーで加熱すると、より洗浄力が増します。
白い洋服の場合は、より漂白力の強い塩素系漂白剤を使用しても良いでしょう。色物の場合は、酵素系漂白剤を使う必要があります。ただし、事前に色落ちテストをしてください。
おしっこ
おしっこの染みは、基本的に水溶性です。
- すぐであれば水洗いで簡単に落ちますが、時間が経ってしまった場合には染み抜きが必要です。おしっこにはタンパク質が含まれるため、必ず冷水で処理してください。
- おしっこがアルカリ性であるという性質を利用して、お酢で落とすことが可能です。
- お酢と水を1:1の割合で混ぜ、染みの部分に歯ブラシやタオルで付けていきます。
- それでも落ちない場合は、酵素系漂白剤を使って、つけ置きすることで、落とすことが出来ます。
更に重曹がある場合は、その湿った部分につけることで、ニオイも一緒に取り除くことができます。終わったら、キレイに水で洗い流しましょう。